– 70~80歳くらいの高齢者に「神様、もっと長生きさせてください」と祈ることは許されるでしょうか?
– それは、神の知識に変化を望むという意味ですか?
親愛なる兄弟よ、
– 老人には長寿を祈ることは許される。
実際、この点において高齢者と若者との間に違いはありません。なぜなら、高齢者はあと10年生きる可能性があり、若者は2年後に死ぬ可能性もあるからです。だから
高齢だからといって長寿を願うのは恥ずかしいことではありません。
– しかし、長寿が必ずしも有益とは限りません。なぜなら
長寿は、善行を伴うならば有益であり、悪行を伴うならば有害である。
ですから、あらゆることにおいてそうであるように、寿命についても良いものを願うべきです。
「神様、良い人生を長く送らせてください。」
そう祈ることができたらどんなに素晴らしいことでしょう。
– そう言うことは、神の知識に変化を望むことではありません。
なぜなら、私たちは高齢者も若者も、神の知識の中に存在する寿命を知ることはできないからです。したがって、ここで特定の期間の変更を求めるようなことはあり得ません。
ここでは、無限の権能を持つ神に願いを叶えてもらうという行為が問題となっています。神は永遠の知識によって、そのような願いが叶うかどうか、またその願いが聞き届けられるかどうかを知っています。したがって、神の知識に変化というものは存在しません。
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– 明日も無事に過ごせますようにと祈ることは、無駄な祈りでしょうか?
ごあいさつと祈りを込めて…
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