質問の詳細
– あるのは2人の男。1人は超金持ちで、良い人だ。全ての宗教儀式をきちんと守っている。もう1人は貧しいホームレスだが、彼もまた全ての宗教儀式をきちんと守り、良い人だ。死後、2人とも天国で同じ階にいる。
– 正義はどこにある?
– 一人が2回とても良い人生を送る一方で、もう一人はたった1回だけ。
回答
親愛なる兄弟よ、
神は公正であり、もししも僕が何かを当然受けるべきであれば、それを与えるでしょう。しかし、僕が神から何かを当然受ける権利があるわけではありません。天国は神の恵みです。
一人は裕福で、もう一人は貧しい二人の人間が、同じように神への奉仕の義務を果たしたとすれば、貧しい者はその境遇の試練を乗り越え、裕福な者はその境遇の試練を乗り越え、堕落したり、迷ったり、反抗したりせず、神の僕として自分の境遇に満足したということになります。
これがまさに平等な奉仕であり、彼らを平等な報酬に値する者たらしめるのです。
ごあいさつと祈りを込めて…
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