親愛なる兄弟よ、
死のプログラムは、通常の生理学的条件下で、時が来ると活性化され、死はそれに従って進行します。
細胞死の指令の発令と死のメカニズムの起動を引き起こす原因としては、成長因子欠乏、サイトカイン、細胞内カルシウム量の増加、腫瘍壊死因子(TNF)、TGF-B、DNA損傷によるp53遺伝子の活性化、Fas/FasLシステムの活性化、ウイルスおよび細菌感染、グルココルチコイドなどが挙げられます。
しかし、細胞質濃度の増加がどのようなメカニズムによって起こるのかは不明です。プログラム細胞死の前に、細胞質中のカルシウム濃度が増加します。カルシウムは細胞内の多くの活動、特にシグナル伝達に関与しています。細胞質中のカルシウム濃度の上昇は、エンドヌクレアーゼやトランスグルタミナーゼなどのいくつかの潜在酵素を活性化します。これらの酵素の活性化は、細胞に構造変化をもたらします。
このように、死の命令を下すのも、理性や意識を持たない元素や分子なのです。例えば、細胞内のカルシウム量の増加は、プログラムされた細胞死メカニズムの作動原因として挙げられています。そこで、次の疑問が生じます。
原因を突き詰めていくと、その連鎖はどこまでも続きます。そもそも科学が進歩するにつれて、未知の領域が増えるのはそのためです。
唯物論的進化論者を誤らせているのはまさにこの点です。意味を無視して物質のみに注目する者は、当然のことながら物質と原因しか見えず、真実を見ることができないのです。
銃で撃たれて殺された人を考えてみましょう。殺したのは、殺すことを計画し、引き金を引いた知能と意志を持つ人間です。銃は、殺害行為を実行するための手段です。唯物論的進化論者は、原因、つまり無知で無意識の物質に注目し、殺害行為を物質に帰属させます。しかし、知的な行為をするものが無知でなく、意識的な行為をするものが無意識でなく、的確な判断を下すものが無意志でなければなりません。プログラム細胞死において、無知で無意識で無意志の物質が、知的な、意識的な、意志的な行為をしているのを見ます。したがって、死のプログラムを作成し、プログラムがいつどのように実行されるかを決定するのは、神です。
ご挨拶と祈りを込めて…
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