– つまり、みんなが天国か地獄か決まって、みんなが裁きを受けて天国に行ったら、神様は何をするの?
– 神様は食べたり飲んだり遊んだりしないのですか?
– それから彼はどうするつもりだ?
親愛なる兄弟よ、
– アッラーは、時空を超越した存在である。
時空を創造したのはアッラーである。それゆえ、アッラーは天国に存在しない。実際、信者は天国でアッラーを見ることはないだろう。
彼らは天国から神を見ることができるでしょう。
– アッラーは永遠である。
つまり、彼が存在しない瞬間などないということです。時間と空間も彼によって創造されたものです。昔から現在までそうであるように、終末後も永遠に、神は食べたり飲んだり、楽しんだりといった、生き物や人間が必要とするような性質とは無関係であり、そのようなものに決して必要とされません。
– 神は、地上で無数の生き物に慈悲を施し、その生計を立てるように、楽園でも同じ慈悲を施し続けるでしょう。
– 彼はこの世で、無限の慈悲をもって僕たちを慈しみ、保護し、数え切れないほどの恵みによって僕たちの必要を満たしていること、それはアッラーについて –
その尊厳にふさわしく、そしてその自立の精神にかなって。
それは満足感であり、喜ばしい状態です。この満足感は、来世においても永遠に続きます。
地獄
全能の神の威厳を、
楽園
は、その栄光を誇り、その慈悲を告げる二つの場所です。
栄光と慈悲の顕現の場であるこの二つの場所における生活様式は、それぞれ異なる形で神の満足の証である。
だからこそ、
天国と地獄は永遠に続く。
永遠の神であるアッラーの栄光と慈悲を永遠に宣べ伝えている。
ごあいさつと祈りを込めて…
質問で学ぶイスラム教