親愛なる兄弟よ、
ファティハは、祈りの意図を持って読むことができます。
また、コーランの中には祈りに似た文言も含まれており、それらはコーランを読むという意図ではなく、祈りの目的で読むこともできます。例えば、
「主よ、この世で良いものを与え、来世でも良いものを与え、そして我々を火の苦しみから救ってください。」
のような。
同様に、喜ばしい知らせを聞いた人
「アルハムドゥリッラー!」
と言えるでしょう。悲しい知らせを聞いた人も
「我々は神に属し、神に帰る者である。」
と言えるでしょう。
(イブラヒーム・ハレビー、ハレビー、サーギル、37-39頁;イブン・アビーディン、『ハシヤトゥ・ラッドゥル・ムフタル』、1/293)
イマーム・マリーク
『e』によれば、月経中の女性は免除されるべきであり、また彼女はコーランを読む必要性があるため、許容されるとされています。しかし、月経血が止まってから沐浴するまでは読むことはできません。
(ズハイリー、『イスラム法学』、1/471)
あるいは、神を称え、祈りを捧げることもできます。
これらに何ら問題はありません。むしろ、生理中の女性がキブラの方を向いて座り、時々タスビハ(イスラム教の念珠)を回したり、祈ったりすることは、良い行いと言えるでしょう。そうすることで、生理期間中も精神的に養われることができます。
生理中や産後の女性、あるいは身が汚れている人
月経中や産後の女性が、クヌートなどの様々な祈りを唱えたり、タスビハやタフリルの言葉を言ったり、預言者ムハンマド(s.a.v.)に祝福と平和を祈ったりすることに、何ら問題はありません。月経中や産後の女性は、コーランを朗読することはできませんが、聞くことはできます。
生理中の女性は祈りの際に制限はありません。どのような祈りでも唱えることができます。
ごあいさつと祈りを込めて…
質問で学ぶイスラム教