天国には人種差別はあるのでしょうか?

質問の詳細


– 世界の特性は自己意識を持つようになるのでしょうか?

回答

親愛なる兄弟よ、

天国には、否定的なものはすべて消え去るでしょう。もはや誰も人種差別はしません。人種優越主義のユートピアは、天国の門をくぐることなどできません。

しかし、人々が世界に特定の民族が存在することを認識することに、何ら問題はない。


「スーラが吹き鳴らされる時、彼らの間のすべての絆は消え去る。その日、もはや親族間の愛情は何の役にも立たず、また人は他人の安否を気遣うことなど思いもしないだろう。」


(ムーミン、23/101)

(聖句の)文言には、人種差別も含まれている。

-神との繋がり以外に-

もはやいかなる関係性も考慮されないことを示しています。


「サタンに従うことから守られた敬虔な人々は、楽園にいて、泉のほとりにいる。」

「安心して、安全にそこに入りなさい!」(と彼らに言われる)

彼らの心に宿っていた恨みを、我々は取り除いてしまった。彼らは友であり兄弟として、ソファに座って互いを見つめ合うのだ。」


(ヒジュル、15/45-47)

これらの経文では、天国に入る人々は互いに否定的な考えを持たず、皆兄弟であると強調されています。

一方、人々はどのような民族に属していようと、来世では民族ではなく、その人の行いによって裁かれます。

「この民族の者は天国へ、他の民族の者は地獄へ。」

そんな基準はありません。でも

「信じる者は天国へ、信じない者は地獄へ。」

基準があります。信者か非信者かは、特定の民族に限定されるものではなく、ほぼすべての民族から信者も非信者も出てくる可能性があります。

預言者ムハンマド(平和と祝福あれ)はこう言われた:


「神は、審判の日に、あなたがたの血筋や家柄を問うことはない。神の御前で最も尊いのは、悪事を最も避ける者である。」


(ムスリム、ビッル、33)

預言者ムハンマド(平和と祝福あれ)は、別の預言で次のように述べています。


「アッラーは、あなたがたの財産や容姿を見ない。アッラーは、あなたがたの心と行いを見るのだ。」


(イブン・マージ、ズフド、9)


ごあいさつと祈りを込めて…

質問で学ぶイスラム教

最新の質問

今日の質問