親愛なる兄弟よ、
楽園の言語がアラビア語、ペルシャ語、またはその他の言語であるという、正統な預言者の伝承(マフフ・サヒフ)は見当たりませんでした。
– 天国の言語がアラビア語であるという説は、一部のサハバやタビインの学者たちの言葉にのみ基づいています。例えば、イブン・カシールはシュアラ:195節を解説する際に、イブン・アビ・ハティムからの伝承を引用しています。
「終末の日(マフシャール)には、人々はシリア語を話すでしょう。そして、楽園へ行く人々はアラビア語を話すでしょう。」
と述べている。(イブン・カシール、該当箇所参照)
– また、イブン・アッバスとイマーム・ズフリーも
「天国の人々の言語はアラビア語である」
彼らの言葉は伝えられている。(イブン・カイイム著『霊魂の導き』第69章参照)
– イブン・タイミーヤも様々な伝承を挙げており、結果として関連する
その伝承は真実ではない
と述べています。(イクトザウ・スィラティル・ムスタキーム、1/158)
– しかしながら、ハニフィ派の法学者であるハスケフィは、この問題に関して次のような預言者の教えを述べています。
「天国の人々の言語はアラビア語であり、その次がペルシャ語である。」
(参照:Dürrü’l-Muhtar, 1/483)
– アル・ラクナウィ、
この逸話はでっち上げだ
と報告している(『アル・アサール・アル・マルフア』1/17参照)。
– ここで付け加えておきたいのは、ベディウッザマン・サウードゥッディンもこの伝承に言及しているということです。彼はこのハディースを伝える際に、
「ある伝承によれば」
…」と述べることで、彼はその伝承の弱さを指摘したのである。(メクトゥバット、第29の手紙、第7部)
しかしながら、ここで付け加えておくべきことは、師であるベディウッザマンは、異端者のことを、
礼拝でクルアーンのトルコ語訳を読み聞かせることを奨励し、普及させる目的で、イマーム・アザムのファトワーを口実にする者たちに対して、そのような伝承があることを伝え、イマーム・アザムのファトワーが多くの点で特殊な状況に特化したものであることを指摘することで、宗教を破壊する者たちに。
回答しました。
– ゼヘビーによれば、
「預言者ムハンマドがアラブ人であり、クルアーンと楽園の言語もアラビア語であるため、アラブ人が愛されること」
命令する内容のハディースやそれに類する伝承はでっち上げである。(ゼハビー、『ミザーン・アル・イティダール』II/213)
ご挨拶と祈りを込めて…
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