– 2年前、ウムラに行った際に担当の先生(スアット・ゲズトク)から、アラファトもミークート地区であり、そこでイフリームに入ることができると説明されました。そこで私たちはイフリームに入り、ウムラ(2回目のウムラ)を行いました。ところが今年、ウムラに行った兄弟たちに担当の先生から、アラファトはミークート地区ではない、そのような方法でウムラはできないと言われたそうです。もちろん、彼らはイフリームの服を着て、礼拝を済ませ、意図も立てていました。しかし、先生にそう言われたので、ウムラは行いませんでした。その後、その夜、ハジャイ・アイシャのモスクに行って、再び意図を立て、イフリームの服を着て、ウムラを行いました。
私の質問は次の通りです。
1. アラファトはミカト(ハラームに入るための儀式)の場所ですか?
2. もしそうだとすれば、この議論はどこから来ているのでしょうか?
3. 3. 兄弟姉妹が意図して行ったものの、実際に実行しなかったウムラ(小巡礼)について、別途罰金や償いを支払う必要があるのでしょうか?
親愛なる兄弟よ、
サウジアラビアのミカタ(儀式開始地点)以外に住む人々、および外国から巡礼やウムラ(小巡礼)の目的でヒジャズ(メッカ周辺地域)へ行く人々については、出身地域または国に応じて、儀式開始地点(ミカタ)が定められています。これらは、
ズルフレイフェ、ジュフエ、カルン、イェレムレム、ザート・イリク
という名の集落です。
トルコからマッカへ直接行く人は、便宜上、飛行機に乗る空港でイフリームの布を身につけます。先にメディナへ行く人は、イフリームに入らずにメディナへ行きます。メディナからマッカへ行く際に、ミカトの場所であるズル・フライファをイフリームに入らずに通過することはできません。もし通過した場合、そこでイフリームに入って戻るか、罰として犠牲動物を捧げなければなりません。
しかし、巡礼やウムラのためにメッカへ行き、再びウムラをしたいと考えている人にとって、最も近いイフリーム(巡礼の儀式)開始地点は、メディナ方面にあります。
「テンイーム」
最も遠いのはタイフ方面です。
「ジラーネ」
(シブ・アール・アブドッラー)とジュッダ方面、フダイビヤ近郊
「部族」
です。その他は、イラク方面へ向かう途上にある
「セニイェトゥルジェベル」
イエメン方面へ向かう途中
「エダトゥ・リブヌ」
(フセインイェ)と
アラーファの境界にある「バトヌ・ナミーラ」
です。
したがって、2年前にあなたがウムラに行った際に、宗教指導者は意識的にあなたたちをアラーファ地区に連れて行ったのです。
「バトヌ・ネミレ」
彼を連れて行き、イフリーム(神聖な状態)に入るための儀式を行わせたので、ウムラは有効であり、罰則もありません。
ウムラ(イスラム教の巡礼)のために
ヒル
その地域に赴き、イフリーム(聖なる状態)に入ることが義務付けられています。
テンイム
「ヒル」地区と「ハラム」地区の境界に位置し、「ヒル」地区内にあります。メッカに滞在している人が、滞在中にウムラをしたい場合、
ヒル
彼らは「ヒル」と呼ばれる地域に登ってイフリームに入らなければなりません。交通手段やその他の条件から、タニーマは最も都合の良い場所です。そのため、そこでイフリームに入ります。そうでなければ、希望する人はタィフ方面から、あるいはアラファトの境界線から、あるいは他の場所から「ヒル」地域に登ってイフリームに入ることもできます。
ごあいさつと祈りを込めて…
質問で学ぶイスラム教