親愛なる兄弟よ、
マトゥルィディー
学者たちが述べているように、人間の理性は神を見つけることを使命としています。
もし
– 詩人たちが言うように –
預言者が現れる前に、人々が責任を負う必要がなくても、彼らは理性的な存在としての創造主を考え、その創造の素晴らしさを理解し、その視点から神の無限の知識と力を悟ることができるでしょう。
イスラム教を知らない人々は、古来より存在してきました。もし彼らがイスラム教を知らないように創造されていなかったら、彼らの子孫で、彼らよりもはるかに多くの人口を誇る人々も創造されていなかったことになります。例えば、数世紀前に原始的な生活を送っていて、世界情勢を知らなかった人々の現在の末裔は、世界情勢もイスラム教も知っています。
しかしながら、我々には神の永遠の知識における全ての知恵を知ることは不可能である。この点もまた、我々の未知の領域に属するだろう。
そもそも、創造された魂はすべて、肉体に宿らなければならない。魂の創造は別個の芸術であり、肉体の創造もまた別個の芸術なのだ。
神が創造において最も重視した目的は、
それは、神の力、知識、知恵の反映である芸術を実際に目にするということです。
このように、人々は一方では神の創造物としてこの世に現れ、他方では預言者たちのことを知らなかったため、無知の民として裁かれることなく楽園に入るのです。これ以上の良いことなどあるでしょうか！
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ご挨拶と祈りを込めて…
質問で学ぶイスラム教
