親愛なる兄弟よ、
-イスラム教によれば、アッラーと来世を見ることは禁じられているのではなく、試練のため、そしてその他のいくつかの理由から、この世では不可能である。
– クルアーン・キリーマにおいて、信者の特性が語られる際に、彼らが「ガィブ（不可視世界）を信じること」が基本的な特徴として挙げられています。
「彼らは」
-それらの敬虔な人々-
彼らは、見えないもの（霊的なもの）を信じる。
（2:3）
したがって、その本質を知らないが、存在が伝えられている来世の領域を信じることは、この試練の一部です。もし見えたら、当然信じるでしょう。太陽を否定する人は誰もいません。誰もが太陽の存在を見ているので、太陽で試練を受けるということはあり得ません。したがって、来世の領域をこの世で見てしまうと、この世とこの世の試練の目的がなくなってしまいます。なぜなら、試練の最も公平な条件は、それが隠されていることだからです。
もし人々が毎日天国と地獄を見たら、
もし誰もが異教に染まらず、故意に過ちを犯す者もいなければ、試練の最大の目的である、ダイヤモンドのような魂を持つ者と石炭のような魂を持つ者が共にいること、怠惰な者と勤勉な者が同じレベルにいることは意味をなさなくなります。これは、正義と公平の尺度に反する状況です。
– ムスリムとして、私たちは、その本質を知らなくても、嘘をつくことがありえない神の使者たちと、彼らに送られた書物を通して、神と来世の存在を信じています。そもそも、何かを知るために必ずしもそれを目で見なければならないわけではありません。肉眼で見えなくても、理性で理解できるのです。未来は今日見えないかもしれませんが、明日には見えます。今日の理にかなったことが、明日の実感となる可能性があります。私たちは、証拠のない不可知ではなく、証拠のある、理にかなった不可知を信じています。私たちの証拠は、私たちの理性、魂、心、世界、そして神の書物です。
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– 神の存在を証明する証拠は何ですか？神の存在をどのように証明/立証しますか？
– 天国と地獄の存在について、具体的な証拠はありますか？
ごあいさつと祈りを込めて…
質問で学ぶイスラム教
